【連載】めろん。56

めろん。55はこちら ・破天荒 32歳 フリーライター⑪  広志が帰ったのは二三時を大きく過ぎたころだった。  廊下で壁にもたれかかったまま座り、なにを見るでもなく宙を見つめていた私を見て異状を察知した。刑事ならではの勘 … 続きを読む 【連載】めろん。56